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API Reference Manual

version: 0.632455532

NIDS

実際にパケットのキャプチャなどの処理を行なう本体部分です。

スーパークラス

Object

クラスメソッド

new
NIDSオブジェクト初期化し、そのオブジェクトを返します。

メソッド

callback(packet)
パケットを拾う都度NIDS::run()から呼ばれる。 再定義して処理を書いてください。
kill(packet)
デフォルトではfalseを常に返す。
TCPコネクションを切断したい場合にはtrueを返すように 再定義してください。packetはNIDS::callback(packet)と同一のものが渡されます。
また内部ではNIDS::callback(packet)が呼ばれるよりも先に呼ばれるます。
run
ネットワークのモニタを開始します。
stop
NIDS::runによって開始された ネットワークのモニタを停止します。
use_ip
デフォルトではfalse。
callbackでpacketにNIDS_IPオブジェクトが入るようにする。
use_defrag_ip
デフォルトではfalse。
defragment ipの場合にはcallbackでpacketにNIDS_IPオブジェクトが入るようにする。
use_tcp
デフォルトではtrue。
callbackでpacketにNIDS_TCPオブジェクトが入るようにする。
use_udp
デフォルトではfalse。
callbackでpacketにNIDS_UDPオブジェクトが入るようにする。
use_kill
デフォルトではfalse。
NIDS::kill(packet)メソッドを呼ばない。 処理の高速化ではなくNIDS_TCP::kill(tcpkt)の実装のためのテスト。
warn_ip
不正なIPダイアグラムが検出された場合に、 NIDS_WARNオブジェクトを引数に呼ばれます。
warn_tcp
不正なヘッダを持つTCPパケットが検出された場合に、 NIDS_WARNオブジェクトを引数に呼ばれます。
warn_scan
NIDSupportで変更可能な閾値によってポートスキャンが検出された場合に、 NIDS_WARNオブジェクトを引数に呼ばれます。

定数

TCP用なのになぜかここにある。 将来的にはNIDS_TCPに移行するでしょう。

NIDS::NIDS_JUST_EST
接続が確立された際にセットされます。DATAを取り出す前の処理を行ない たい場合には有用でしょう。
NIDS::NIDS_DATA
中心となる繰り返しセットされてcallback(packet)を行ないます。
NIDS::NIDS_CLOSE
NIDS::NIDS_RESET
NIDS::NIDS_TIMED_OUT

Yasuhiro ABE <yasu@dengaku.org>
Last modified: Sun Feb 11 23:02:06 JST 2001