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dia-0.83までの変更を取り込む

単純に古いdiffファイルをpatchコマンドで適用しただけでは リジェクトされてしまうので、手で当てる作業が必要になります。その部分は 単純作業ですので、ここではオリジナルのコードを消さない方針について説明します。

単純作業

dia-0.83用のパッチをdia-0.84にそのまま当てると、いくつかのファイルは そのままでは作成されません。今回はいくつかはpatchコマンドをつかい、また いくつかは手で直接編集しました。作業個所は多くないので、dia-0.83-8を用意して おけば、ほとんどは該当部分のコピーによって作業を短縮する事ができると 思われます。

作業方針

以前はオリジナルのコードを消して日本語版のコードを生成するような パッチでしたが、今回からはconfig.h内で"JAPANESE"を定義して、これによって プリプロセッサにオリジナルと日本語処理用のどちらのコードを残すのか指示して います。

別に昔のままでも良かったのですが、オリジナルのコードも残しておいた方が 開発に役立つ場面があったからです。以下の例を見てください。

/* from render_libart.c:1231 */
#ifdef JAPANESE
  suckfont = get_suck_font(renderer->gdk_font, text);
#else
  suckfont = renderer->suck_font;
#endif

Yasuhiro Abe <yasu@europa.u-aizu.ac.jp>
Last modified: Wed Mar 22 14:55:56 2000